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日本への一時帰国中に子連れで国内旅行に行こうと計画しているけど、ホテルと飛行機は『パック予約』と『別々予約』のどちらにするべき?
子連れ日本国内旅行でホテルと航空券を予約する際、航空券+ホテルの「パック予約」と「それぞれ別々」に予約を取るのがどちらが良いのか考えたことはありませんか?
そこで今回の記事では、日本への一時帰国中に子連れで国内旅行へ行く場合、どちらの予約方法がおすすめなのかをそれぞれの料金比較やメリット・デメリット、筆者の実際の体験談も交えながら解説していきたいと思います。
- 『パック予約』、『別々予約』それぞれの違い
- 『パック予約』と『別々予約』のそれぞれの料金比較
- 『パック予約』と『別々予約』のそれぞれのメリット・デメリット
- 『パック旅行』を予約するときにおすすめの旅行サイト5つ
- 『別々予約』するときにおすすめの航空券・旅行サイト
- 子連れ国内旅行をするとき『パック予約』と『別々予約』のどちらが良いのか?
『パック予約』、『別々予約』それぞれの違いとは?
まず初めに、『パック予約』と『別々予約』のそれぞれの意味、違いについて解説して行きます。
ホテル+航空券を一緒に予約するのが『パック予約』
『パック』は、パッケージツアーとも呼ばれます。『パック予約』は、ホテルや旅館などの宿泊施設への「宿泊」と、飛行機や鉄道、バスなどの「移動手段」が最初からセットになっている旅行のこと。
今回の記事で解説していく『パック予約』は、ツアー型のパッケージツアーのことではなく、「ホテル+航空券」を個人で手配することを指しています。
ホテル、航空券を別々に予約するのが『別々予約』
ホテル、航空券を別々に予約する『別々予約』とは、旅行者が自分で宿泊するホテルと航空券をそれぞれ手配すること。
次の章では、『パック予約』と『別々予約』のそれぞれの料金を比較してみましたので、みていきましょう。
『パック予約』と『別々予約』のそれぞれの料金を比較してみました
ここでは、旅行予約サイトから、ホテル+航空券の『パック』を予約した場合と、ホテルと航空券をそれぞれ『別々』(ホテルは旅行予約サイト、航空券は航空会社のサイトから検索)に予約をした場合の料金を比較してみました。なお、搭乗する便と宿泊先ホテルは同じ条件で検索・料金比較しています。
比較条件はこちら
行き先 | 東京 → 札幌 |
日程 | 2泊3日 |
旅行時期 | 7月(夏休み期間) |
人数 | 大人2人、子供1人(小学生) |
航空会社 | JAL |
ホテル | 大通公園周辺 |
部屋タイプ | トリプルルーム |
『パック』で予約(購入)する場合
某旅行予約サイト | 152,800円(税込) |
『別々』で予約(購入)する場合
JAL公式サイトで航空券を購入 | 118,052円(税込) |
某旅行予約サイト | 71,820円(税込) |
『パック予約』と『別々予約』を比較するとこんな結果になりました
『パック』で予約 | 『別々』で予約 | |
航空券(往復) | ー | 118,052円(税込) |
ホテル宿泊費 | ー | 71,820円(税込) |
合計 | 152,800円(税込) | 189,872円(税込) |
「パック」として予約する場合、サイト上では具体的な金額の内訳は明記されていない場合がほとんどですが、今回比較した条件下では、『パック』で予約する方がなんと!37,072円も安いという結果になりました!
なぜ『パック予約』の方が料金が安くなるの?
これは、大きな理由として『キャンセル率』が低いことが挙げられます。
例えばですが、『別々予約』の場合、とりあえず宿泊先を予約しておき、「他に同じ料金でもっと立地が良いホテルが見つかったから」、「他に安くて良いホテルを見つけた」といって、キャンセル料が発生する前に、他の条件の良いホテルに予約を入れ直す人が意外と多いそうです。そのため、『別々予約』の場合、キャンセル率が高くなります。
私は事前にしっかり調べてからホテル予約をするので、キャンセルすることはほぼありませんが、「とりあえず押さえておく」という方はたくさんいそうですね。
しかし、『パック』でホテルと航空券を購入すると、そう簡単にキャンセルしたりホテルを変更というわけにはいかず、キャンセルしたい時にはホテルと航空券の両方をキャンセルしなければなりません。そのため、『パック』の場合、キャンセル率が低くなるのだそうです。
これは、ホテルだけでなく航空会社にも同じく当てはまり、キャンセル率が低くなるため低価格で販売しても、まだ企業側にメリットがあるということです。
そのほかにも、航空会社が一般向けに販売する航空券と旅行会社向けに販売する航空券は種類が異なり、また料金設定も異なるため、料金に差が生まれるのも『パック』の料金が安くなる理由の1つです。
GWや夏休みなどの繁忙期は、さほど価格が変わらないこともある
これまでの経験上、ゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期はさほど金額が変わらない場合が多いです。
一時帰国する時期は、だいたい夏休みなどの繁忙期にあたる方も多いのではないでしょうか?
繁忙期に日本の国内旅行を計画されている方は、早めに行動しておくことで早割やキャンペーン価格などで少しお得になる場合がありますので、ぜひ少しでも早めに行動を起こしてみましょう。
『パック予約』のメリット・デメリット
『パック予約』のメリット
『パック予約』のメリットの1つとして挙げられるのが、ホテル予約と航空券購入の手続きが一括でできることです。
そのため、同じサイト上で予約内容の確認、予約の変更やキャンセルもまとめてすることができて便利です。さらに、ホテルと航空券の予約内容が、予約完了メールの中にすべて記載されているので、情報を探す手間も省けます。
また、旅行サイトによってはポイントが貯まるので、次回の旅行時にポイントが使えたりするのもメリットですね。
『パック予約』のデメリット
『パック予約』のデメリットの1つは、対象となるホテルが限られること。『パック予約』では、旅行会社が宿泊先を設定しているため、自分が泊まりたいホテルが対象外ということもあります。
キャンセル関連でも『パック』で予約したものは、ホテルと航空券を別々にキャンセルすることができません。また、キャンセル料の発生日も宿泊予定日の20日前と早いです。(※予約する旅行サイトによっては、キャンセル料発生日が20日前よりも早い場合もあります。)
このキャンセル料が発生するタイミングが早いのが、直前まで何があるかわからない子連れ旅にはちょっと厳しい条件かなと思います。
『別々予約』のメリット・デメリット
『別々予約』のメリット
『別々予約』のメリットは、ホテルを自由に選べるところ。
例えば、周遊旅行を計画している場合などには『別々予約』がぴったりです。『パック』の場合は、同じホテルに宿泊しなければなりませんが、『別々予約』にすれば、複数のホテルを予約することができますので、周遊旅行を計画している方は『別々予約』していると手続きがスムーズです。
また、ホテルのキャンセル料もほとんどが前日までかからないのも『別々予約』の大きな魅力です。
旅行直前になって、子供の急な体調不良でキャンセルしたい時も『別々予約』だと安心です。
※ただし、航空券は購入した航空券の種類によって、キャンセル料が発生するタイミングとキャンセル料(取消手数料)が異なるので注意。
『別々予約』のデメリット
『別々予約』のデメリットとして挙げられるのが、航空券の料金が少し高くなること。
先にも挙げたように、一般販売向けの航空券と旅行会社に卸している航空券は料金設定が異なるため料金が高くなるそうです。
それでもLCCと低価格の宿泊施設の組み合わせをする場合には、別々で予約した方が安い場合もありますので、ご自身の希望する旅行プランに合わせて検索してみましょう。
また、『パック』で予約した場合は、予約内容の確認、変更やキャンセルといった手続きがまとめてできますが、『別々予約』の場合は、ホテルと航空券それぞれ手続きをする必要がありますので、それが少し手間に感じるかもしれません。
『パック旅行』を予約するときにおすすめの旅行サイト5選
楽天トラベル
楽天トラベルは、日本最大級の宿泊予約サイト。ホテルだけの検索だけでなく、ホテル+交通のパック(セット)予約も可能。また、ホテルのクチコミ数は1000万件以上で、こちらも日本最大級のボリュームで宿泊先を検討する際に参考にできて便利。
- 交通・宿泊・レンタカーの組み合わせが自由にできる
- JALとANA、JRを利用できる
- ANAパック、JALパックは出発前日まで予約可能(各社〆切時間が異なります)
- 330日前から予約可能
- 楽天トラベルのポイントが貯まる
- 利用航空会社のマイルを貯めることができる
じゃらん
お得なキャンペーン(割引クーポンや期間限定クーポン配布)が多いのが特徴の『じゃらん』。ホテル+交通のセットプランが豊富で予約しやすいです。タイミングによっては、クーポン利用でかなりお得に宿泊予約をすることもできますよ。
- 交通・宿泊・レンタカーの組み合わせが自由にできる
- キャンペーンが多い(割引クーポンや期間限定クーポンが豊富)
- JALとANA、JRを利用できる
- じゃらんポイントが貯まる
- 利用航空会社のマイルを貯めることができる
エアトリプラス
エアトリプラスは、従来の航空券のみの予約に加え、日程・出発地・目的地を設定するだけでホテルも同時に一括検索、一括予約する事が出来るサービス。
JALやANAだけでなく、LCC+ホテルでの組み合わせでのパック検索も可能なので、価格重視で旅行をしたい方におすすめです。また、エアトリプラスは、帰りの利用空港を選べて、さらに航空券の日程とは別の日程でホテル予約をすることも可能なため、周遊旅行を計画されている方にピッタリの予約サイトです。
- 航空券とホテルの組み合わせが自由にできる
- ホテル+LCCの組み合わせでの予約もOK
- セットでさらにお得な割引価格
- 24時間365日オンラインで予約OK
- 行きと帰りで別空港を選べるので、周遊旅行をする方にピッタリ
- 航空券とは別の日程でホテル予約ができる
JTB
大手旅行会社のJTBは、高級旅館・ホテルから、 お得なシティホテル、大人気のディズニーホテルまで予約可能です。 また、るるぶトラベルプラン、JRや航空券(JAL・ANA)などの交通と宿泊がセットになったプランも好評。 割引クーポンやタイムセールプランも要チェックです!
- 航空券とホテルを自由に選べる
- 航空会社はJAL・ANA・FDA・ジェットスターから選択可能
- 最大355日前から前日まで予約OK
- JTBトラベルポイントが貯まる
- 利用航空会社のマイルを貯めることができる
日本旅行
日本旅行は、日本で最も古い総合旅行会社。大手だからこその安心のサポート体制が魅力です。航空券+ホテル予約もさることながら、JR+ホテルのセットプランに強く、またファミリー層を中心に人気の旅行予約サイト。
- 航空券とホテルを自由に選べる
- JAL、ANAを利用できる
- 飛行機は約1年前から、JRは最大6ヶ月前から予約OK
- 旅行代金はいつでも最新価格を提示
- 利用航空会社のマイルを貯めることができる(往復を同じ航空会社を利用した場合のみ)
『別々予約』するときにおすすめの航空券・旅行サイト
ホテルと航空券を別々に予約する場合は、航空券は格安航空券を取り扱っているサイトか各航空会社の公式サイト(JAL、ANAなど)、ホテルは楽天トラベルかじゃらんで予約するのがおすすめです。
お得にホテル予約ができるおすすめサイト3選
エクスペディア
エクスペディアは、世界30か国以上でサービス展開しているグローバルな旅行予約サイト。無料の会員登録をすることで、会員限定価格での予約やエクスペディアポイントも貯まります。
- 100万件を超えるホテルから選べる
- 約1年先まで予約可能!
- エクスペディアに無料会員登録すると会員価格で予約できる
- エクスペディア会員ポイントが貯まる
- 航空券+ホテルのパック予約もOK
JTB
先のパック予約の章でもご紹介した、大手旅行会社JTBが提供する旅行予約サイト。行き先別・目的別、人気テーマパーク別などに宿泊先を検索することができて便利です。
- 約6,900件のホテル・旅館から選べる
- 高級旅館・ホテル、シティホテル、大人気のディズニーホテルなども予約可能
- 割引クーポンやタイムセールプランも多数!
るるぶトラベル
るるぶトラベルは全国19000軒以上の宿からの予約が可能な国内宿泊予約サイト。24時間予約・当日予約も可能です。宿泊施設のカテゴリ検索を始め、利用シーン別に宿泊先を検索することができて便利。
- 全国19000軒以上のホテルから予約できる
- 24時間予約・当日予約OK!
- 割引クーポンでお得に宿泊できる
- JTBトラベルメンバー会員になると会員価格で予約ができる
- JTBトラベルメンバーポイントが貯まる
- 子供連れ・家族旅行におすすめの観光スポットや宿泊施設も紹介
国内航空券を予約する時におすすめのサイト3選
各航空会社の公式サイトで購入するのもおすすめですが、各社のお得な価格の航空券を一括検索したい場合は以下の航空券予約サイトがおすすめです。
エアトリ
エアトリは、日本国内のすべての航空会社を一括比較検索でき、お得な航空券を購入することができる国内格安航空券販売サイト。同じ路線でも航空会社で値段が異なる各種国内線の格安航空券を一覧で比較できるため、最安値の激安航空券が見つけやすいサイトです。
- 日本国内のすべての航空会社を一括比較検索できる
- 2時間前まで予約受付
- 安心の365日サポート体制
- エアトリ会員になると、購入額の2%がポイントとして加算される
- 貯めたポイントは次回の購入時に使えたり、各航空会社のマイレージやギフト券として利用可能
トラベリスト
トラベリストは、最安値航空券を簡単に一括検索、予約することができる国内航空券販売サイト。国内のANA・JAL・LCCを一括で比較することで、簡単に最安値の航空券が見つかります。
- 国内のANA・JAL・LCCを一括比較できる
- 想定外のキャンセルに備える「旅のキャンセル保険」を準備、安心・安全な旅行をサポート
- ピーチ・ジェットスターでは事前予約でお得になる手荷物の申込が可能
- JAL・ANAでは直前予約でもお得な「特割ワイド」という独自チケットも用意
- LINEで気になる航空券の値下がりをお知らせ
ナビタイム トラベル
ナビタイムトラベル(NAVITIME Travel )は、国内線14社すべての路線・フライトの検索・予約が可能。最安値チケットの比較や残席確認ができる他、ログイン不要でスムーズに航空券の予約ができるのが特徴。
屋久島や石垣島、利尻島などの離島、もしくは地方都市間で直行便が結ばれていない区間の検索にも豊富な乗継便検索に対応しており、乗り換え案内やルート検索を得意とするナビタイム(NAVITIME )ならではのユニークな検索機能を提供中!
- 国内線すべての14社の検索・予約に対応
- シンプルな画面表示で使いやすい
- ログイン不要で航空券予約ができる
- マイページ上で、空港まで・空港からのルート検索ができる
- フライト遅延情報もすぐに検索できる
まとめ:子連れ旅行を計画するなら『別々予約』が良いかも!?
あくまでも個人的な意見ですが、子連れで旅行へ行く際の予約は『別々予約』が良いかなと思います。
子供の急な体調不良や、親である私自身の体調不良で予定が変更になった場合、『別々予約』の方がホテルは直前までキャンセル料がかからない場合が多いため、キャンセル料を支払うリスクを最小限に抑えられます。
実際に、旅行直前に私が体調不良になり、予定変更しなくてはならなかった経験があります。
航空券に関しては、各社キャンセル規定が異なるため予約前に十分に確認しておくことをおすすめします。
さいごに
さて今回は、子連れ国内旅行の予約をする際、『パック予約』と『別々予約』のどちらが良いのか、またそれぞれの料金比較やメリット・デメリットについてを解説しました。
子連れ旅行の場合は、子供の急な体調不良といった、出発直前での予定変更やキャンセルなどをする可能性があるので、そういった場合に柔軟に対応できる、リスクを最小限に抑えられるといった、ご自身の条件に合った予約方法で旅行予約をしましょう。
一時帰国の際に、国内旅行を計画されている方は、ぜひ参考にされてみてくださいね。