【ドイツ在住者必見！】『Amazon Global(アマゾン グローバル)』で購入したものが届かない⁉︎ドイツ税関対処法

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日本からの荷物がドイツ税関で止められるのは、実はよくあること

ドイツに住んで十数年、これまでに何度か日本の家族から送ってもらった荷物が税関で止められたことがあります。そんな時は、税関から取りに来るように手紙が来るので、その手紙と共に税関へ出向きます。

どんな判断基準なのかわかりませんが、きっとランダムに選ばれて、運が悪かっただけ・・・と思うようにしています。

しかし、今回は何やら様子が違う・・・

しかし、今回はいつもとは違ったので、ドイツ在住の皆さんの今後の参考になればと思い、記事を書くことにしました！がしかし、ドイツ税関のルールって、結構頻繁に変わっているイメージがあるので、あくまでも参考までに留めていただけるようお願いいたします。

それでは、ここから『Amazon Global(アマゾン グローバル)』で購入したものが、ドイツ税関で止められた時の対処法を、私の体験談をもとにご紹介していきます。

『Amazon Global(アマゾン グローバル)』とは？

海外住所を配送先に指定して、
日本のアマゾンの商品を購入できるサービス

『Amazon Global(アマゾン グローバル)』で頼んだ商品が届かない！

私は年に数回、『Amazon Global(アマゾン グローバル)』を利用して、息子の絵本やドリル、私のものを日本から購入しているのですが、今回の注文時は、日本からの商品発送までのスピードはいつも通りだったのですが、ドイツに到着してからなぜか荷物が配送される気配がなく、少し不安でした。

悪い予感は的中！追跡サービス上で「荷物は税関にある」と表示される

これまでに何度も『Amazon Global(アマゾン グローバル)』を利用して、いつもスムーズに配達されていたので、今回、ドイツ税関に止められたことにビックリしました。

ドイツ税関(DHL)オフィスから１通のメールが届く

”DHL Express – Fehlende Dokumente”という件名で、差出人はドイツ税関(DHL)オフィス。メールが来る前に電話もきていたけど、気づかすに受け取れず。

ドイツ税関(DHL)とのやりとりはこんな感じ

ざっくりこんな感じでした。

1. ドイツ税関(DHL)からのメールがくる
2. ドイツ税関(DHL)からのメール内リンク経由で質問内容に回答（英語OK）
3. ドイツ税関(DHL)から、日本アマゾンから発行された『VATを含む請求書』をドイツ税関にメール送信するよう連絡がくる
4. 日本アマゾンから発行された『VATを含む請求書』をドイツ税関にメール添付で送信
5. 無事に自宅に荷物が送られてくる

ドイツ税関とのやりとりは「メールのみ」で完結できる！

基本的には、ドイツ税関とのやりとりはメールのみで完結できます。

最初に届いた”DHL Express – Fehlende Dokumente”のメール内にリンクが貼ってあり、そこからオンライン上でフォームに必要事項を入力して送信。その後、別途、アマゾン発行の請求書の送付を求められるので、そちらも追加で送信するだけ。

ドイツ税関(DHL)とのやりとり〜荷物を受け取るまで

不安がる必要はなし！指示された通りに進めるだけでOK

特段、ややこしいとか難しいとかそういったことはありません。メールの内容をよく読んで、手順通りに進めていくだけです。

私の場合は『VATを含む請求書』が不足しているので送ってほしい、という内容だったので、全てオンライン上で完結しました。

①ドイツ税関(DHL)からメールがくる

”DHL Express - Fehlende Dokumente”というタイトルのメールがドイツ税関から送られてきます。

②ドイツ税関(DHL)からのメール内リンク経由で質問内容に回答（英語OK）

ドイツ税関からのメールの中程に、以下のような文章があります。その中の”Link”をクリックします。そうすると、『DHL4YOU』というサイトに移動します。

Bitte klicken Sie auf den Link und füllen Sie das Formular aus. Mit Ihrer Antwort bevollmächtigen Sie uns, in Ihrem Namen in direkter Stellvertretung, zur Abfertigung und ggf. Rückabfertigung Ihrer Sendung. Sollten wir von Ihnen keine Antwort erhalten, können wir Ihre Sendung nicht abfertigen und müssen sie an den Versender zurückschicken.

ドイツ税関からのメールの一部

リンクした先のサイトで、種別を選択

この場合は、"Privat(プライベート)"を選択してください。

「英語」に変更したい方は、このページの中にある”Changing to English”をクリックすることで「英語」に変更できます。

次に、荷物の中身について回答していきます

ここは何をどう記入するのか、わかりずらかったのですが、とにかく項目を一つ一つ確認しながら記入していきます。記憶が曖昧なので、覚えているところだけを説明していきますね。

オンラインフォームに入力する内容は、

「オンラインで個人で購入した商品であること、また何をいくつ購入したのか？」を示す内容であること。

• Handling options:は、online purchase / order　を選択。
• Customs clearance: yes　を選択。
• 荷物はプライベート(個人)のものなので、”Tariff items”のところに商品名を記入していきます。
• see invoice: の部分は、”Yes”を選択。価格や諸々の詳細は請求書に記載されているので、それを見てねという意味。

全ての記入を終えたら、フォームを送信。フォームを送信すると「Confirmation」という件名で、ドイツ税関から受付完了メールが届きます。

③ドイツ税関(DHL)から、日本アマゾンから発行された『VATを含む請求書』をドイツ税関に送るようメールで連絡がくる

そして翌日、『VATを含む請求書』をドイツ税関へ送るようにメールが来ました。ここからは、商品を購入した日本のアマゾンのサイトへ。

『VATを含む請求書』は、日本のアマゾンの注文履歴からダウンロードできる

『VATを含む請求書』は日本語のままでOK！このままドイツ税関に送信してください。

④日本アマゾンから発行された『VATを含む請求書』をドイツ税関にメール添付で送信

アマゾンからダウンロードしてきた、『VATを含む請求書』をドイツ税関にメールを返信する形でメール添付で送信。

あとは待つのみ。

⑤無事に自宅に荷物が送られてくる

提出した書類に不備がない場合は、そのまま自宅に荷物が送られてきて完了です。DHLの追跡サービス上でも荷物が発送されたことが確認できます。

荷物を無事に受け取るまで数日程度

ドイツ税関とのやり取りがスムーズに進むと、すぐに荷物を発送してくれます。税関と最後にやりとりをした日から数日で荷物が受け取れたと記憶しています。

ドイツ税関(DHL)への電話での問い合わせは、基本的にドイツ語のみ

全ての手続きを終えた後に、税関に折り返しの電話をしていないことに気がついた筆者。

そこで、ドイツ税関に電話すると、ドイツ語または英語のオペレーターが選択できたので・・・英語を選択！しかし、いつまで経っても誰も出ません（笑）。

一旦電話を切って、気を取り直して、すぐにもう一度掛け直し、今度はドイツ語オペレーターを選択。呼び出し音２コールくらいですぐにオペレーターにつながりました！

このときすでに必要書類は全て提出し終えていたので、オペレーターの方からは「必要書類は揃っているので、もうすぐ荷物が発送されるよ！あとはただ待っているだけでOKだよ。」とのことでした。

さいごに

さて、今回は日本のアマゾンから『Amazon Global(アマゾン グローバル)』で購入したものが届かない！ドイツ税関対処法をご紹介しました。

これまでに日本からの荷物が税関で止められた経験は何度かあるのですが、『Amazon Global(アマゾン グローバル)』で注文した配送品が止められたのは、今回が初めてでした！

また、税関の手続き内容やルールがランダムに変わるのがとてもドイツらしいです。このドイツ流に辟易することもありますが、まあこんなこともあるよね〜という感じで対処していくのみです。

少し記憶が曖昧なところがあるので、正確にお伝えできていない部分もあるかと思いますが、ご了承くださいね。

今、私と同じような状況になっている方の参考になれば幸いです。

皆さんも、無事に荷物が受け取れますように！