【2024年版】海外配送『Amazonグローバル』の使い方

ドイツの宅配業者トラブル集&解決策【ストレスだらけのドイツ宅配事情】

ドイツ生活一般

当サイトの記事内には広告が含まれています。

筆者
筆者

ドイツで生活していると、日本では考えられないような宅配トラブルに直面することが少なくありません。これまでいろいろなトラブルを経験しました。

おそらく今この記事を読んでいる方の多くは、ドイツでの宅配トラブルに直面しているのではないでしょうか?

そこで今回は、ドイツでよくある宅配トラブルとその解決策をまとめました。知っておくだけでストレスを減らせるポイントや具体的な対処法をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってみてくださいね。

知っておこう!ドイツの宅配システムの特徴と日本との違い

日本の宅配サービスは、時間指定や再配達など「利用者にとっての便利さ」を重視したシステムが整っていますよね。ところがドイツでは、宅配の仕組みが大きく異なり、日本の常識がそのまま通用しないことが多々あります。初めて利用する人にとっては「えっ、どうして?」と驚くポイントばかり。

ここでは、日本とは違うドイツの宅配システムの特徴をまとめてご紹介します。

知っておこう!ドイツの宅配システム
  • 配送日時の指定が基本的にできない
  • 再配達システムが存在しない
  • 不在の場合は、近所の人や代理店に預けられるシステム
  • Packstationと呼ばれる便利な宅配ボックスがある(DHLの場合)
  • 代理店での荷物の保管期限は1週間。それを過ぎると発送元に返送される

こうした仕組みは、効率を重視するドイツならではですが、日本式のサービスに慣れている人にはストレスを感じやすいポイントです。

配送日時の指定が基本的にできない

日本のように「午前・午後」「19〜21時」のような時間指定サービスはほとんど存在しません。ドイツでは、業者側が決めたルートで順番に配達するため、いつ届くかは当日になるまで分からないのが一般的です。

筆者
筆者

荷物が発送された時点で、だいたいの日にちはお知らせされますが、その日に届かないこともあります。

再配達システムが存在しない

日本では不在票がある場合、電話やネットで再配達を依頼できますが、ドイツでは基本的に再配達はありません。不在の場合は近所の人に預けられるか、最寄りの代理店、Packstation(宅配ボックスのようなもの。DHLのみ。)、または郵便局(DHLのみ)での受け取りになります。

このシステムがトラブルや混乱を招く原因になることもあります。その詳細については、後ほど詳しく解説します。

筆者
筆者

再配達ができる日本のシステムが恋しい!

不在の場合は、近所の人や代理店に預けられる

ドイツでは、不在時には隣人や同じ建物の住人に荷物を預けるケースが多いです。配達完了メールや不在票には「〇〇さん宅に届けました」と書かれていますが、知らない人の場合は探しに行く手間がかかります。または、代理店に配達されて、後日自分で代理店に荷物を受け取りに行くこともあります。

ここでいう「代理店」とは、各配送業者と契約している「荷物の発送や受け取りができるお店」のこと。街中にあるキオスク(日本でいうコンビのようなもの)や花屋であったり、携帯の修理店だったりとさまざまなお店が代理店をしていることがあります。DHLの場合は、郵便局も荷物の転送先になります。

Packstationと呼ばれる便利な宅配ボックスがある(DHLの場合)

DHLが提供する「宅配ボックス」のようなもの。配達時に不在でも、指定されたステーションに荷物が届き、通知された受取りコードを使って荷物を受け取ります。事前に利用登録をしておくと、アプリ上で受取りコードが受け取れるので、自分のタイミングで受け取れます。

代理店での荷物の保管期限は1週間程度。それを過ぎると発送元に返送される

代理店での荷物の保管期間は1週間程度。それを過ぎると発送元に返送されてしまうので、必ず期限内に受け取りましょう。

筆者
筆者

このように、日本の「お客様第一」の宅配と比べると、ドイツは「配達員主体」のシステムで、受取人が融通を利かせなければならない部分が多いのが特徴です。

ドイツでよくある宅配・配送トラブル

ドイツの宅配・配送業者といえば、DHL(Deutsche Post)、Hermes、DPD、GLSなどが挙げられ、オンラインで購入したものは、このうちのいずれかの配送業者によって自宅まで荷物が届けられることになります。

そして、ドイツの宅配事情は日本とは全くもって異なります。とにかくトラブルが多い!そこで、ここでは、ドイツでよくある配送トラブルをご紹介したいと思います。

ドイツよくある宅配・配送トラブル
  • 金曜日の午後になると、配送業者がそもそも来ない
  • 誰も来なかったのに、不在票(不在連絡票)が投函されていた
  • 近所の代理店に直接配送されてしまう(自宅まで配送されない)
  • ご近所さんに配達されたことになっているが、荷物がどこにもない
  • 荷物追跡の情報では「配達済み」になっているが、実際は配達されていない
  • 荷物が一向に届かない
  • 荷物が建物外または中庭などに放置される

もっとバリエーションが多いかもしれませんが、よくある、これまで経験してきた中で多かったのが上記のトラブルです。

筆者
筆者

筆者はベルリン在住ですが、このようなトラブルは日常茶飯事。無事に荷物が届いた日は、なんだかとても嬉しくなります。明らかに幸せのハードルが下がっています・・・。

それぞれの宅配トラブル、どう対応すればいい?

ここでは、ドイツでよくある宅配トラブルをひとつずつ取り上げ、それぞれの状況に応じた具体的な対処法や解決策を詳しくご紹介します。事前に対策を知っておくだけで、ストレスを最小限に抑えることができますよ。

金曜日の午後になると、宅配業者がそもそも来ない

もしかしたら筆者だけかもしれませんが、結構な回数経験しているので、ご紹介させてください。

金曜の午後、かつとてもお天気が良い日に限って荷物が届かないことが多いです。配達に来られない理由はメールやアプリ上でお知らせされるのですが、「さまざまな要因、原因で届けられませんでしたので、翌営業日に再度配達をします。」というもの。

対処法・解決法

この場合、利用者側からは何もアクションを取ることができないので、この場合の解決策、対処法は「ひたすら待つ!」です。

誰も来なかったのに、不在票(不在連絡票)が投函されていた

荷物が発送された際に受け取る「配送予定日」。前述したように、ドイツでは配送時間指定ができないので、1日待つことになるわけです。が、しかし、待てど暮らせどドアベルは鳴らず、結局、荷物が届かなかった経験が何度もあります。

誰も来なかったにも関わらず、不在票が後日届くことも。DHLの場合は、アプリ上で「不在だったので、代理店に配達しておくので後で受け取ってね。」というメッセージが表示されます。

筆者
筆者

なんでそんなことになるの?とドイツに引っ越してきた当初は理解がまるでできませんでした。

対処法・解決法

この場合も利用者側からは何もアクションを取ることができないので、「ひたすら待つ!」のみです。

近所の代理店に直接配送されてしまう(自宅まで配送されない)

自分で代理店への配送を選択していないにも関わらず、なぜか、荷物が代理店に直接配送されてしまうという現象。配送業者によっては、「お客様の都合により、荷物を転送しました。」なんていうメッセージが届くことも。

これが何度も続くと、「本当に自宅まで配達する気があるの?」と疑いたくなるのも無理はありません。

対処法・解決法

この場合、代理店に荷物が届けられるのを待つしかないのですが、何度か続いたら配送業者にクレームを入れましょう。すぐに問題が解決される可能性は低いですが、「そういうことが何度も続いて、困っている」ということを伝えることが大事です。

ご近所さんに配達されたことになっているが、荷物がどこにもない

たまにあるのが、「〇〇さん宅に配達しました。」とアプリ上でも不在票でも書いてあるのに、実際にはその方のお宅には届いていない現象。単なる名前の書き間違いなのか、それとも別のトラブルなのか、原因がはっきりしないこともあります。

対処法・解決法

この場合、アパートの建物内の住人みんなが通るであろう入り口付近に「私宛の荷物を探しています。荷物をお持ちの方はぜひ教えてください。」という張り紙をしましょう。これでだいたい見つかります。それでも見つからない場合は、隣のアパートの建物の表札を見てみましょう。たまに隣の建物の住人に配達されていることもあります。

荷物追跡の情報では「配達済み」になっているが、実際は配達されていない

荷物追跡では「配達済み」となっているのに、実際には手元に届いていないトラブル。配達ドライバーのミスで後日配達される場合もあれば、荷物がどこかに放置されてしまうこともあります。

また、代理店に「配達済み」と表示されているのに、実際には届けられていないケースもあります。この場合、後日代理店に届くこともあれば、まったく配達されないこともあり、何度か代理店に荷物を探しに行く羽目になることもあります。時間はかかりますが、これもドイツの宅配事情ではよくあることです。

筆者
筆者

以前、荷物が配達済みになっているのにも関わらず、手元に届かないことがありました。配送業者のカスタマーサポートに問い合わせたところ、「配達員が荷物を持ったまま、他エリアをぐるぐるしていますね。なんでだろう?とにかく数日待ってみてください。」と言われ、数日後に本当に荷物が届いたなんてこともありました。なんでなの?笑

対処法・解決法

この場合、ご近所さんに荷物の行方を知らないか聞いてみたり、アパートの建物内や裏庭(Hinterhof)などを探してみて、それでも見つからなければ、配送業者のカスタマーサポートに連絡しましょう。数日待ってみても荷物が届かない場合は、商品を買ったお店に「荷物が一向に届かない、返金してほしい。」と問い合わせましょう。おそらく、返金対応か新しい商品を発送するかのいずれかになると思います。代理店に届いていない場合も同じく、商品を購入したお店に「返金を希望します」と連絡しましょう。

荷物が一向に届かない

荷物追跡をしてみても、配達ドライバーはぐるぐると配達エリアをまわっているが、一向に荷物が届かず、そのうち荷物の追跡自体出来なくなってしまうことが稀ですがあります。こういった場合は、数日待ってみましょう。後日、配達されることがほとんどですが、荷物が消えてしまうこともあります。

対処法・解決法

配達予定日を過ぎても荷物が届かない、荷物の追跡が出来なくなってしまった場合には、配送業者に問い合わせましょう。それでも解決しない場合は、商品を買ったお店に状況を説明し、返金をしてほしい旨を伝えましょう。

荷物が建物外または中庭などに放置される

これもよく聞くトラブルです。「配達済み」になったと思ったら、荷物がどこにも見当たらず、なぜかアパートの建物の外や中庭などに荷物が放置されていることがあります。

対処法・解決法

こうした場合、必ず配送業者にクレームを入れましょう。クレームを入れることで、状況が改善される場合があります。また、こうした杜撰な配達をされたせいで、荷物が破損した場合は、購入したショップへ連絡し、破損の証拠を残しておくためにも、写真を数枚撮っておきましょう。

筆者
筆者

お客さんからのクレームを受け、会社から注意を受けた配達員が自宅までやってきて「クレームを取り下げてくれ!」と迫ったケースもあります。このような状況に遭遇した場合は、速やかに警察と配送業者に連絡しましょう。

ドイツでクレームを入れる際に押さえておきたいポイント

日本とドイツでは、クレームや問い合わせの伝え方に大きな違いがあります。日本的な「申し訳ないですが…」「できれば…」といった柔らかい表現は、ドイツでは要望が曖昧に伝ってしまうため、はっきりと要望を伝える方法を知ることが重要になってきます。ここでは、ドイツでクレームを入れるときに意識したいポイントをまとめます。

クレームを入れるときに意識したいポイント
  • 簡潔に状況を説明する
  • 感情より事実を優先する
  • 少し強めの表現を使う
  • 返答期限を設ける
  • 連絡手段を明確にする

1.簡潔に状況を説明する

長い前置きは不要です。「いつ」「どの業者」「どの荷物番号で」「何が問題だったか」をシンプルに書きましょう。例えば、

  • 荷物が〇月〇日から追跡で止まっている
  • 不在だったのに配達完了になっている

2. 感情より事実を優先する

「とても不便で困った」など感情的に書くより、事実ベースで伝える方が効果的です。証拠としてスクリーンショットや不在票の写真を添付するとさらに説得力が増します。

3. 少し強めの表現を使う

ドイツでは、自分の要求を主張することは当たり前。日本ではお願いベースで書くことが多いですが、ドイツでは自分の要求をストレートに伝えることが必須なので、このあたりを気をつけて書いてみましょう。

  • Bitte kümmern Sie sich umgehend darum.(至急対応してください)
  • Ich erwarte eine schnelle Lösung.(迅速な解決を期待します)
筆者
筆者

至急対応をしてほしい旨を伝えたい場合のドイツ語の文章を段階別にご紹介しますので、ぜひ参考にされてみてくださいね。

「至急対応してください」の段階別表現方法の例
ニュアンスドイツ語日本語の意味・解説
強め(はっきり要求)Bitte kümmern Sie sich umgehend darum.意味:「至急対応してください」
日本語でも最もストレートに「すぐに対応を求める」ニュアンス。ビジネスメール・クレームで一般的。
やや強め(丁寧にお願い)Ich bitte Sie, sich schnellstmöglich darum zu kümmern.意味:「できるだけ早く対応していただけますようお願いします」
少し柔らかめだが、緊急性は伝わる表現。
柔らかめ(お願い口調)Ich wäre Ihnen dankbar, wenn Sie sich zeitnah darum kümmern könnten.意味:「お手数ですが、なるべく早めに対応していただけると助かります」
柔らかい表現で、関係性を重視する場合に適する

4. 返答期限を設ける

あまり返答期限を設けることはありませんが、万が一、トラブルがなかなか解決せず、やりとりが長引く場合には、「〇日以内に回答をお願いします」、「〇日の何時までに回答をお願いします」と期限を区切ると良いでしょう。

5. 連絡手段を明確にする

ドイツでは、問題をスムーズに解決するために証拠を残しておくことも大事です。そのため、電話よりもメールでのやり取りがおすすめです。メールの方が証拠が残り、トラブルが長引いた際に有利になります。

まとめ:ドイツ宅配トラブルを乗り越えるポイント

今回は、ドイツでよくある宅配トラブル例とその解決策、さらにクレームの入れ方や実際に使える文例まで解説しました。

ドイツの宅配システムは日本と大きく異なるため、最初は戸惑うことも多いですが、仕組みやトラブルの傾向をあらかじめ知っておくだけで、対処がスムーズになり、ストレスも大幅に軽減できます。

今回のポイントをまとめると、

  • 配達日時指定や再配達システムは無い
  • 不在時はご近所さんや代理店へ預けられるのが一般的
  • 荷物が届かない時は少し待ってみる
  • クレームを入れる時は簡潔に・事実重視・強めの表現で伝える

これらを意識するだけで、宅配トラブルに振り回されず、安心してドイツ生活を送ることができます。

日本では荷物は当たり前に届くものだと思われがちですが、ドイツでは必ずしもそうとは限りません。そのため、荷物の配達については、ゆったりとした気持ちで待つことが大切です。

今回の記事が、ドイツの宅配トラブルで困っている方の参考になれば嬉しいです。

筆者
筆者

日本のアマゾングローバルで購入した商品は、「DHL Express」という通常のDHL配送とは異なるドライバーによって配達されるのでトラブル少なめです。荷物の位置情報や配達予定に関するSMSやメールが逐一届くので安心です。

タイトルとURLをコピーしました