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ドイツでの赤ちゃん連れでのおでかけってどんな感じだろう?

ドイツにも子供のおむつ替えができる場所や授乳室はあるの?
これからドイツで子育てをされる予定の方の中には、ドイツでの育児やお子さん連れでのおでかけに不安やお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
- ドイツは子連れに優しいの?厳しいの?
- ドイツでの子育てが想像できない!
- ドイツでの子連れでのおでかけが不安!
- 子連れでの電車やバス移動はベビーカーでもスムーズにできる?
- おむつ替えや授乳はどこでできるの?
- ドイツで子連れでおでかけできる場所が知りたい!
そこで今回の記事では、こういった皆さんのお悩みや不安を解消するべく、ドイツ在住1児の母である筆者がこれまでのドイツ・ベルリンでの子育て経験をもとに、ドイツで子連れおでかけをするときに知っておきたいポイントやおすすめのおでかけスポットをご紹介していきたいと思います!

今回ご紹介するおでかけスポットは、筆者が住むドイツ・ベルリン市内の情報です。おでかけ前に、公式サイトなどで最新情報をチェックしてみてくださいね。
ドイツは子育て・子連れおでかけしやすい国です

筆者はドイツで妊娠・出産、子育てをしていますが、ドイツは子育てがしやすい国です!子連れや子供に優しい人が多いドイツで子育てすることができて良かったなと思っています。

ドイツでは、電車やバス、路面電車での移動の際もベビーカーごと乗車できて楽ですし、子供が多少ぐずったり泣いても大丈夫!周りの方はあまり気にしていません。中には、気にかけてくれる方もいました。
日本の都市部での子育ては、常に「周りの方の迷惑にならないように」と気をつけながら行動しないといけない印象を受けますし、実際に子連れで日本に一時帰国した際には、そういった気持ちを持って行動していました。
しかし日本とは違い、ドイツは子連れに寛容な方が多く、子連れで楽しめる場所もたくさんあるため、とても子育てがしやすい国です。ですので、これからドイツで子育てされる方はあまり緊張せずに、お子さんと一緒にベビーカーでどんどんおでかけしてみましょう!
ドイツで子連れおでかけをする時に知っておきたいポイント

- 電車やバス、路面電車はベビーカーごと乗ってOK
- ベビーカーをお店の外に停める場合は、頑丈な鍵をかけましょう
- 授乳室はなし。その代わりにレストランやカフェ、公園などで自由に授乳OK
- おむつ替えは、トイレにおむつ替えの台が設置されている場合と個室の場合がある
電車やバスはベビーカーごと乗ってOK
ドイツでは、電車やバス、路面電車はベビーカーごと乗車してOK!バスや路面電車の場合は、車内にベビーカーと車椅子専用の広めの場所があるので、そこに乗車するようにしましょう。
電車内もベビーカー用のスペースが設けられた車両もあります。また一般的には、各車両の両端に自転車や車椅子、ベビーカーが乗車できるように広くスペースが取られていますので、その場所に乗れば問題ありません。
ベビーカーにつける頑丈な鍵も持っておきましょう
ドイツのほとんどのレストランやカフェでは、ベビーカーごと入店OKなのですが、時々、店外にベビーカーをおいておかなければならない時もあります。そんな時のために、頑丈な鍵を常に持ち歩くことをおすすめします。
というのも、人気ブランドのベビーカーの場合、盗難に遭う可能性もゼロではありません。

ベビーカーが盗難に遭う!?と驚くかもしれませんが、お住まいの地域によってはそういったこともあるようです。コンパクトに折りたためるタイプのベビーカーをお持ちの場合は、畳んで店内に持ち込んでしまいましょう。
ちなみに鍵は簡単に切られてしまわないように、チェーンタイプやこういった頑丈なものがおすすめです。

授乳室はありません
ドイツに授乳室はありません。ドイツでは、授乳はレストランやカフェ、商業施設、または公園などで授乳ケープを使って授乳をしているママがほとんどです。(授乳ケープを使わない方もいます。)

最初のうちは少し抵抗があると思いますが、慣れてくると、どこでも授乳ができることが楽に感じてくると思います。
おむつ替えはトイレまたは専用個室で
おむつ替えは、レストランやカフェの場合はトイレにおむつ替えの台が設置されている場合があります。ショッピングモールの場合は、専用の個室がある場合があります。

ショッピングモールは、大体はおむつ替え専用の個室が用意されていますが、その個室も1つしかない場合がほとんどです。たまに鍵がかかっていることがあるので、その場合は近くにいるトイレ清掃を担当している方に鍵を開けてくれるようお願いしましょう。
ドイツ・ベルリンのおすすめの子連れおでかけスポット

さて、ドイツでの子連れおでかけのポイントをおさえたら、次は実際にお子さんと一緒におでかけしてみしょう!

今回ご紹介していくベルリンの子連れおでかけスポットはこちら!筆者も息子が乳幼児だった時、こちらで紹介しているスポットにたくさんおでかけしました。
- ベルリン市内の『遊具付きの公園』
- 年パスで遊び倒すのがおすすめ!『ベルリン動物園』
- お天気が悪い・寒い日の味方『キンダーカフェ』
- キッズフレンドリーなドイツのレストラン・カフェ
ドイツのベルリンには遊具付きの公園がいっぱい!いろいろお出かけしてみよう

ベルリン市内には大小問わず、たくさんの公園があります。また、遊具の点検や新しい遊具への入れ替えなどが適宜行われており、安全面も◎。
公園によっては、大きなアスレチックのある公園や水遊びができるところなどがありますので、色々とお出かけしてみて、お気に入りの公園を見つけるのも楽しくておすすめですよ。
▼こちらはベルリン市の公式サイト。ベルリン市内の地区ごとの公園情報が掲載されていますので、ぜひ参考にされてみてくださいね。
ベルリン動物園の『年パス』がめちゃくちゃお得!買って損なし!

ベルリン動物園は、3歳まで入園料が無料。
なので、ママの分の年パスを購入するだけでいつでも入園し放題なんです!
ベルリン動物園の年パスはいくら?
ベルリン動物園の年パスは大人一人、約57ユーロ(2024年現在)。通常の入園料が約18ユーロなので、3回行くだけで元が取れてしまいます。

筆者は、息子が歩き始める少し前くらいにベルリン動物園の年パスを購入。週2〜3日のペースで通っていました!動物を見ながらお散歩ができて楽しい!
年パス利用なので、いつでも気の向いた時に動物園に行くことができますし、何より滞在時間が短くても損をした気持ちになりません。子供がぐずってしまった、お昼寝してしまった時など、すぐに帰ることになった時でも仕方ないよね、こんな時もあるさ!と思えます。
また、園内は広く整備されているので、よちよち歩きの時期のお子さんのお散歩に最適です。
ベルリン動物園の中は、噴水やレストラン、アスレチック付きの公園があって、丸一日たっぷりと楽しめます。週末の家族でのお出かけにも、もちろんおすすめです。
年パスはどこで購入できる?
年パスの購入は、動物園の門をくぐった後、右手にあるインフォメーションの建物内で申し込むことができます。氏名・住所の登録と顔写真の撮影をすると、すぐに年パスが発行されますよ。
年パスの購入には、身分証明書(パスポート)が必要です。
▼ベルリン動物園の年パスについては、こちらの公式サイトからご確認くださいね。
天気の悪い日の室内遊びには『キンダーカフェ』を活用しよう


悪天候や冬の寒い日は、どこへ遊びに行こうか困りますよね。
ベルリン市内には、『Kindercafe(キンダーカフェ)』または『Familiencafe(ファミリエンカフェ)』と呼ばれる、親子で楽しめる遊び場付きのカフェがあります。
大人向けの朝食メニューやランチメニュー、ケーキ、子供用の食事メニュー・おやつなどが販売されていますので、子供たちを遊ばせながら、大人も食事を楽しめます。要予約ですが、子供の誕生日パーティープランなども用意されているところもあります。
また、子供の年齢別に遊べるエリアが分かれているカフェがほとんどですので、安全面も安心です。
▼こちらは、筆者がおすすめするベルリン市内のキンダーカフェについての記事です。興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね。
▼こちらはベルリン市内のキンダーカフェについてのドイツ語の記事。(外部のサイトへリンクします。)
ドイツのレストランは子連れに優しい!怖がらずに行ってみよう

ドイツのレストランは、とにかく店員さんが子供に優しい!
多少泣いたりぐずったりは気にしなくて大丈夫です。そして、子供用の椅子が用意されていることがほとんど。また、店内で子供に離乳食をあげることもOK。

3歳くらいから食べられるような子供用メニューもありますが、大体のメニューがチキンナゲットとフライドポテト。
お店にいるお客さんも皆、子供には優しく寛容なので、赤ちゃん連れだからといって怖がらずにカフェやレストランに行ってみましょう!
『子連れおでかけ』に関する書籍もあります

ベルリン市での子連れおでかけに関するガイド本があります。毎年発売されています。

ベルリン市は5歳までバス・電車は無料

ベルリン市内の公共交通機関は、5歳まで無料で利用することができます。
お子さんの分の乗車チケットは購入する必要がありませんので、ママとパパの分の乗車券があればOK。
さいごに
さて今回は、ドイツで子育てシリーズ第2弾として「子連れおでかけ」の時に気になる、授乳やおむつ替えの場所に関することやドイツ・ベルリンの子連れおでかけにおすすめのおでかけスポットについてご紹介しました。
この記事が、これからドイツで子育てをされる方の参考になれば嬉しいです!