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【日本に住む親が亡くなったら①】亡くなってから2週間でやるべきこと・手続き|葬儀社を選ぶポイント・選び方、海洋散骨|ドイツ在住の私の体験談

お葬式・法要

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いつか必ず訪れる「日本に住む親との別れ」

もし日本に住む親が亡くなったら、まず何から始めるべき?

葬儀や相続の手続きが必要なことは知っているけど、いつまでにどこでどんな手続きをしないといけないのかな?他にも何かやることはあるのかな?

いつかは、日本に住む両親との別れが来ることはわかっていたつもりでも、やはりいざその別れに直面した時は、どうしたら良いのかわからないものです。

そこで今回の記事では、ドイツ在住の筆者が、以前日本に住む父が亡くなった時の体験談を交えながら、日本に住む親が亡くなってから2週間でやるべきこと・手続き、葬儀社選びのポイントと選び方、亡くなってからお葬式までの実際の流れ、葬儀後の手続きなどについて解説していきたいと思います。

今回の父の死を通して感じたことは、「死後の手続きはあまりにも多く、また期限もあり、悲しむ暇もないほどに忙しかった」ということです。そうならないためにも、事前に大まかな流れでも良いので頭に入れておく、家族が生きているうちに少しでも葬儀などについて話し合っておくことをおすすめします。

今回の記事を読むとわかること
  • 親が亡くなった後の手続き【2週間でやるべきこと】
  • 親が亡くなった日にやること
  • 日本にはどれくらい滞在するべきなのか
  • 葬儀社を選ぶポイント・選び方
  • 葬儀の後に『お別れ会・偲ぶ会』を行いたい場合どうすれば良いか
  • 手元供養・海洋散骨をしたい場合どうすれば良いか
  • 海外の自宅にもおけるミニお仏壇

親が亡くなった後の手続き【2週間でやるべきこと】

まずは、日本に住む家族の死亡後に発生する手続きの大まかな流れは以下。(亡くなった日を起点にした経過日数で表記しています。)

死亡後の手続き
最初の1週間葬儀の手続き
死亡から10日頃まで役所の手続き
死亡から14日頃まで公共料金等の手続き
14日以降遺産相続の手続き

この流れをもとに、実際にどんな動きになったのかを解説していきたいと思います。

筆者が実際に体験した『亡くなった日〜お葬式までの流れ』

お住まいの地域の風習や火葬場の混み具合などでも要する日数や流れは変わってきますので、あくまでも一例として捉えていただければと思います。

亡くなった後〜お葬式までの流れ
項目
亡くなった日死亡診断書の受け取り(複数枚コピーをとりましょう!)
近親者への連絡
葬儀社を選んで連絡
遺体の搬送と退院手続き
2日目死亡届の提出
火葬許可証の取得
通夜
3日目〜7日目出棺、火葬
葬儀
火葬済の証明の取得
初七日法要
それ以降葬儀代の支払い
葬儀代の領収書の取得

筆者の場合は、父が亡くなった後すぐに、遺体の搬送から死亡届の提出、埋火葬、通夜、葬儀、法要まで一括してサポートしてくれるプランのある葬儀社を選んで連絡しました。

そうすることで、葬儀社が主として動いてくれるため、諸々の許可証の取得申請、通夜や葬儀の準備、祭花壇の手配、参列者の案内など一連のことを担当してくれるので安心です。

遺体を葬儀社の安置所に移してから、葬儀社の方との打ち合わせで、その後の流れや通夜・お葬式までのスケジュールや決めなければならないこと・やらなければならないことなどが書かれたものを渡されました。あとは、それに沿って葬儀社の担当の方の案内に従って動くといった状況でした。

遺族としてやることは、喪主を決めて、参列者の出迎えや挨拶、参列者の見送りなどです。筆者の場合は、喪主である母が葬儀社と打ち合わせをして葬儀に備えました。

筆者
筆者

大きな悲しみの中で、全てのことに気を配るのは難しいものです。葬儀社が主となって動いてくれたおかげで無事に葬儀を終え、父を見送ることができました。

葬儀を終えてからやったこと:役所・公共料金・遺産相続の手続きなど

ここでは筆者が父の葬儀を終えてからやったことを大まかに挙げてみました。筆者の母と2人で手分けをして各項目に対応していきました。

葬儀を終えた後の手続き
死亡から10日頃まで役所の手続き
死亡から14日頃まで公共料金等の手続き
14日以降遺産相続の手続き
筆者
筆者

上に挙げている項目と並行して、実家の片付けと遺品整理も行いました。大型の家具や家電、衣類の処分、写真や趣味のものなどの仕分けと処分なども意外に時間と費用がかかりました。

葬儀を終えてからやったこと
  • 相続手続きに必要な書類集め(除籍謄本の取得)
  • 住民票、国民健康保険、年金、遺族年金の手続きなど
  • 公共料金支払いの名義変更など
  • 各種契約(インターネット、固定電話、NHK)の名義変更や解約
  • 生命保険への死亡保険金の請求(証書を探して、各社へコンタクト)
  • 携帯電話の解約
  • 実家の片付け・遺品整理
  • 相続手続き
  • 四十九日法要の手配

役所の手続きに関しては、期限があるので必ず最優先でやらなければなりません。

①〜⑧まで終えた後は落ち着く暇もなく、その後も四十九日法要や百箇日法要などの手配も必要になってきますが、筆者の場合は、四十九日法要は先の葬儀社が諸々をサポートしてくれました。

日本の家族が亡くなった時、日本にはどれくらい滞在するべき?

筆者の父が亡くなった際、筆者は1人で日本に帰国しました。それから2週間の日本滞在の間、母と協力しながら各々が出来ることをやっていきました。

正直なところ、2週間では全然足りず、遺品整理や片付けが中途半端なままドイツへ一旦戻ることに。そして、百箇日法要に合わせて再度一時帰国して、その際にようやく実家の片付けを終えられました。

筆者
筆者

せめて3週間、1ヶ月くらいあれば中途半端なままドイツへ戻らずに済んだかなと思っています。

想像以上に実家の片付けや遺品整理に時間を取られて大変だったため、日本滞在中に熱を出して倒れてしまいました・・・。片付けや遺品整理は時間だけでなく、肉体的・精神的にも消耗します。

自分たちに合った『葬儀社』を選ぶポイント・選び方

家族を亡くした深い悲しみの中で、葬儀社選びを進めることは心身ともに負担が大きいです。それでも、病院から搬送しなくてはいけないので、搬送だけをしてくれる葬儀社または、搬送から全てを一括でお願いできる葬儀社を選び連絡する必要があります。

もしも亡くなった方が葬儀に関して何か希望を遺族に伝えていたのであれば、それを叶えられる葬儀社を選びましょう。

葬儀社を選ぶポイント3つ

葬儀社を選ぶポイント
  • 葬儀プラン(開催場所、想定する規模など)
  • 価格(希望する予算内でできるのか)
  • オプション(遺体の搬送、死亡届の提出、埋火葬、法要等を一括で任せられるなど)
筆者
筆者

筆者の場合は、遺体の搬送、死亡届の提出、埋火葬、法要まで一括して任せるプランのある葬儀社を選びました。また、葬儀にかかる全体の予算はしっかりと決めておきましょう!

葬儀社を選ぶ際には、想定する葬儀の規模と予算をある程度決めてから相談をすると良いと思います。お葬式も結婚式と同様に、会場サイズからオプションなど色々と決めていくうちにどんどん高額になる傾向があります。そのため、全体の予算はあらかじめ葬儀社に伝えておきましょう。

葬儀社を探すなら、まずはプロの相談員に相談するのがおすすめ

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感謝のお葬式』は、エンディングプランナー監修、熟練スタッフによる「誕生花で故人を見送るお葬式」プランを提供しています。またこのプラン以外にも一般的な葬儀プランも提供しています。

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安心の明朗会計

結論:亡くなった後は想像以上に大変!すべてを一括で任せられる葬儀社を選んで良かった

筆者家族は、亡くなった後の遺体の搬送、死亡届の提出、埋火葬、法要まで一括して任せられるプランのある葬儀社を選びました。そのおかげで、無事に滞りなく葬儀を終えることができ、辛くて苦しい時間も葬儀社のスタッフの皆さんのおかげで乗り越えられたなと、感謝の気持ちでいっぱいです。

筆者
筆者

筆者が利用した葬儀社のスタッフの方々は、流れ作業のように対応するのではなく、遺族の気持ちに寄り添い、きめ細やかな対応をしてくださりました。

今回のことを通して、大切な家族を失くすということは、想像以上に心身ともにダメージが大きく、そんな中で葬儀社を探して、葬儀までのさまざまな手続きを全て家族だけで行うのは難しかっただろうなと実感しています。

その経験から、これからお葬式をされる方にはぜひ、トータルでサポートしてくれるプランのある葬儀社を選ぶことをおすすめしたいなと思います。

とはいえ、葬儀社を選ぶ基準は人それぞれなので、今回の記事の内容はあくまでも一つの指標として捉えていただけたら幸いです。

葬儀の後に『お別れ会・偲ぶ会』を行いたい場合

葬儀の後に、生前に親交のあった方々を招いての『お別れ会・偲ぶ会・社葬』などをされたい場合には、相談から当日の進行までをトータルサポートしてくれる【Story(ストーリー)】がおすすめです。

『お別れ会・偲ぶ会』を行いたい方
Storyの特徴
  • 専任のプロデューサーがついてお別れ会をトータルサポート
  • 故人らしい「お別れ会・偲ぶ会」を企画から演出・運営まで丁寧にサポート
  • リアル・バーチャル両方での「お別れ会」が実現できる
  • 元気なうちに自分の言葉で感謝を伝えられる「生前葬」もできる
  • 全国各地のホテル等と提携した少人数プランも用意

メールや電話での相談は無料。また、申し込み時には、明瞭な見積りが提示されます。

電話・メールでの相談無料
自由なスタイルでお別れ会・偲ぶ会を開催できる
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葬儀後に手元供養・海洋散骨をお考えの方には『散骨・粉骨サービス』

手元供養・海洋散骨をお考えの方に

手元供養や海洋散骨を考えている方、またはお墓を持たない予定の方、墓じまいを予定されている方に人気なのが、ニュース番組でも紹介された『ミキワの粉骨・散骨サービス』です。

粉骨とは?
粉骨とは遺骨を専用の粉砕機に入れきめ細かいパウダー状にすること。パウダー状にすることで容量が4分1ほどにコンパクトになります。そのため、手元供養(自宅保管)や樹木葬に適するようになるため、粉骨することで葬送の選択肢が増えます。

散骨とは?
散骨とは葬送のひとつ。お墓を購入する費用がかからず、またお墓を管理する必要がないため年々利用者が増えています。ミキワの粉骨・散骨サービスでは、代理散骨または、遺族が船に乗船し散骨することもできます。

筆者
筆者

筆者の母は、死後は海洋散骨を希望しているので、もし母が亡くなった時は海洋散骨をする予定です。

まずは無料の資料請求から
東京湾で海洋散骨ができる
代理散骨は25,000円

ドイツの自宅に置く『小さなお仏壇』を日本で買いました

葬儀を終え、実家の片付けや遺品整理にいったん区切りをつけた後、ドイツへ持っていく小さなお仏壇と仏具を購入しました。

筆者
筆者

ドイツの自宅でも父にいつでも話しかけられるように、小さい遺影と一緒に『お仏壇』、『おりん』、『線香立て』を日本で購入してドイツへ持ってきました。

お仏壇を購入した際の条件4つ

筆者がお仏壇を購入した際の条件は以下4つ。

ドイツへ持っていくお仏壇の購入条件
  • 軽くてコンパクトなもの(スーツケースに入れて持っていけるサイズ)
  • シンプルながら温もりのあるデザインであること
  • 組み立てが楽であること
  • 将来、処分に困らないようなサイズ感・デザインであること
筆者
筆者

もしも将来、息子がお仏壇を処分をすることになっても困らないサイズ感やデザインであることも大切なポイントでした。

実際に購入した『小さいお仏壇』と仏具

お仏壇はシンプルなデザインでコンパクト&軽量のものを購入

こちらのKIRIGENのミニお仏壇は、重さも1.5kgと軽く、組み立ても簡単でマグネットで固定されるので工具なども必要ありません。奥行きもわずか25cmと、ちょっとしたスペースに設置可能です。

筆者
筆者

カラー展開は2色で、私は『ナチュラル』の方を購入しました。ドイツの自宅のインテリアにもスッと馴染み、お手入れもしやすいです。

また併せて、お仏壇のデザインと雰囲気に合わせた仏具も購入してきました。線香立ては、しばらく使っていると線香を立てるボールの色が熱で黒くなりますが、使用には全く問題ありません。

筆者
筆者

毎日、朝・夜にお線香をあげて父に話しかけています。こうすることで私の気持ちも落ち着くので、日本からお仏壇を買ってきて良かったです。

さいごに

さて今回は、日本に住む親が亡くなってから2週間でやるべきこと・手続き、葬儀社選びのポイントと選び方、亡くなってからお葬式までの実際の流れ、葬儀を終えた後にするべき手続きなどについてご紹介しました。

家族を大切に思うからこそ、見送り方や供養もそれぞれの最適な方法でできたら良いですよね。そのためには、家族で集まる機会がある時に少しずつでも良いので、時間をかけて話し合っておくことが大切であると今回の体験を通して思いました。

今回の記事が、筆者と同じく海外にお住まいの方の参考になれば嬉しいです。

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筆者
筆者

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