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日本とは全然違う!?ドイツの食品事情 |ドイツ現地のスーパー、アジア系スーパー【これからドイツで暮らす方必見】

ドイツで日本食

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  1. ドイツの食生活ってどんな感じ?
  2. 日本でよく食べる食材、ドイツでも手に入る?
    1. ドイツと日本:スーパーで売られている野菜の種類が結構違う
    2. ドイツの方が加工肉製品(ベーコン・ハムなど)、乳製品の種類が圧倒的に多い
  3. ドイツ現地のスーパーマーケット -ここに注意!-
      1. 土がついたまま売られている野菜もある
      2. そもそも傷んでる
      3. 卵は、羽がついたまま&汚れている、そもそも割れているものもある
  4. 意外と知らない人が多い!?ドイツに薄切り肉は売ってない
    1. お住まいの場所によっては『薄切り肉』が手に入る可能性アリ
      1. 薄切り肉は自宅でスライサーで作る
    2. 「鶏もも肉」も手に入りません
      1. 鶏もも肉、トルコ系スーパーマーケットにあった!
    3. レバーやハツなんかは普通に買える
  5. ドイツの方が安い食品はある?
  6. ドイツの冷凍食品事情 -ドイツの冷凍食品って美味しいの?-
    1. おすすめの美味しい冷凍食品
      1. 揚げ物系は総じて美味しい
      2. ドイツの『冷凍ピザ』はとっても美味しいのでおすすめ!
      3. ケーキやパンも美味しい
  7. ドイツ現地のスーパーのクオリティが上がった
    1. ①品揃えが良くなった
      1. ドイツ現地のスーパーでもアジア系の商品が販売されるようになった
      2. スーパー各店の違いも楽しもう
    2. ②品質・味が良くなった
      1. 野菜・果物類
      2. 冷凍食品・電子レンジ調理食品
  8. アジア系スーパーマーケットについて
  9. アジア系スーパーマーケットって高い?
  10. アジア系スーパーマーケットで買えるもの
      1. 大きめのアジア系スーパーで買えるものの一部
  11. まとめ:ドイツでは欲しい食材によってスーパーを使い分けよう
  12. さいごに

ドイツの食生活ってどんな感じ?

ドイツといえば、どんなものを思い浮かべるでしょうか?パン、ソーセージ、じゃがいも、ビールといったものではないでしょうか?

筆者
筆者

ドイツの食生活って、なかなか想像できないですよね?

10数年前にドイツに引っ越してきた筆者は、ドイツの食生活についてほぼ想像が出来ないまま引っ越してきてしまったため、こちらでの生活が始まったあとは、少しパニックでした(笑)。だって、あまりにも食べるものが違うから!(当たり前!)、売られている野菜の種類の少なさにも驚きました。

そんな在独歴10年以上の筆者のこれまでの体験談を交えながら、ドイツの食品事情について、ご紹介していきたいと思います。

また記事の後半ではアジア系のスーパー事情についても併せてご紹介してくので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

日本でよく食べる食材、ドイツでも手に入る?

これからドイツに引っ越すけれど、食生活ってどんな感じなんだろう?ドイツ現地のスーパーマーケットにも日本と同じような食材が売られているのかな?

ドイツと日本:スーパーで売られている野菜の種類が結構違う

ドイツと日本では食生活の内容がそもそも大きく違うので、現地のスーパーで売られている野菜の種類が結構違います。そして、日本では見たことのない野菜が多くあります。

にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、ネギ、レタス、キャベツ、トマトなどの基本的な野菜は現地のスーパーにもありますが、大きめのほうれん草、ピーマン、小松菜、長芋、万能ねぎ、きのこ類・・・あげたらキリがありませんが、普段日本のスーパーで目にする野菜は、ドイツのスーパーでは見かけません。フルーツについては日本のスーパーで見かけるものとあまり変わらない印象です。

しかし、ここ数年で大根やカブ、白菜、もやしなどもドイツの現地スーパーで手に入るようになり、だいぶ助かっています。

ドイツの方が加工肉製品(ベーコン・ハムなど)、乳製品の種類が圧倒的に多い

日本でもお馴染みのソーセージやハム、ベーコンはドイツ現地のスーパーでももちろん販売されています。特にソーセージ、ベーコンは日本のものと味が違う!断然ドイツの方が美味しいです。

ドイツのスーパーでは、日本のスーパーでは見かけないハムがたくさん販売されています。もしも機会があれば、ぜひ試してみることをおすすめします。とにかく色々と種類があるので、お好みを見つけてみてください。

チーズなんかも本当に種類が多いです!チーズ好きな方には、ぜひいろいろな味や種類を試していただきたいです。結構匂いのキツイものもありますが、食べてみたら不思議!とっても美味しかった!なんてことが多々あります。

ドイツ現地のスーパーマーケット -ここに注意!-

土がついたまま売られている野菜もある

基本的にはきちんと洗われた綺麗な商品が販売されているのですが、商品によっては、表面にまだ土が残った状態で販売されているものもあります。日本では全ての野菜が綺麗に洗浄された状態で販売されているので、驚かれる方もいると思いますが、少しくらいの土は気にせずに購入しましょう。

そもそも傷んでる

買ったばかりなのに、すぐにカビが生えたり、一部が腐っている、といった商品に出会うことがあります。売られている時点でもうすでに少し傷んでいる場合があります。

特にレモンやみかん、イチゴといった果物類はよく確認してから購入しましょう。

卵は、羽がついたまま&汚れている、そもそも割れているものもある

そもそもの衛生基準の違いもあると思いますが、時々羽がついたまま&汚れている卵が販売されています。また、そもそも割れているものが入っている場合があるので、卵を購入する際は、必ず一度フタを開けて、卵を少し触って底にくっついていないかどうか確かめましょう。

卵が割れていた場合、卵が底にくっついていて動かないので、一つの判断基準になると思います。

意外と知らない人が多い!?ドイツに薄切り肉は売ってない

ドイツのスーパーマーケットでは、薄切り肉は売っていません。ちなみに、とりもも肉も手に入りません。売っているのは骨つきのとりもも肉。

お住まいの場所によっては『薄切り肉』が手に入る可能性アリ

日本人の多いデュッセルドルフ、またはお住まいの地域によってはスーパーの精肉売り場やお肉屋さんにお願いすると、薄切り肉を作ってくれるところもあるようです。

筆者
筆者

しかし、これまで10年以上ベルリンで暮らしている筆者は、そんなスーパーやお肉屋さんに出会えたことはありません。(泣)

薄切り肉は自宅でスライサーで作る

筆者
筆者

以前は、日本食レストランが販売している冷凍の薄切り肉を購入していたのですが、やはりとても高いです。ですので、数年前にマルチスライサーを購入しました。

今現在は、スーパーで買ってきた塊肉を冷凍し、少し冷蔵庫で解凍させたあたりでスライサーで好みの厚さにスライスしています。スライスした後は、1食分ずつ小分けにして再度冷凍させます。これでだいぶ節約できるようになりました。

以下のスライサーは筆者愛用のマルチスライサー。100ユーロ以下で購入できます。数種類の刃が付属で付いて来ますが、我が家では通常の刃のみ利用しています。また、プラスチックの受け皿なども付いています。切れ味も鋭くて、とっても満足です!

筆者愛用のスライサー。100ユーロ以下の手頃な値段で買えて、しかも長持ち。切れ味も鋭くてストレスフリーです。パンやハム、半解凍状態のお肉もよく切れます。

「鶏もも肉」も手に入りません

ドイツ現地のスーパーマーケットでは購入できません。通常は「骨つき鶏もも肉」か「胸肉」しか売られていません。

これは結構な驚きでした。ドイツに引っ越してきた当初、薄切り肉が無いことよりも「鶏もも肉」が売られていないことがもっと衝撃的でした。

筆者
筆者

「鶏もも肉」も「薄切り肉」と同様に日本食レストランが販売しているすでに捌かれた冷凍のものを購入していましたが、こちらもやはり高かったです。なので、自分で骨つきもも肉を捌いていました。

鶏もも肉、トルコ系スーパーマーケットにあった!

筆者が住んでいるエリアにあるトルコ系スーパーで、骨をとった状態のとりもも肉が、『Hähnchensteak』という名前で販売されています。日本の食卓でお馴染みの親子丼に鶏の照り焼き、唐揚げなどなどのあらゆる鶏料理が作れるようになります。

このトルコ系スーパーに出会うまでは、自分で骨つきとりもも肉を捌いていたので、このスーパーでとりもも肉を購入できるようになってから、QOLが爆上がりしました。しかも、値段も安く、いつもキロ単位で購入して冷凍庫に保存しています。

お住まいのエリアにトルコ系スーパーがある場合、ぜひ一度お店を覗いてみてください。鶏もも肉を捌いたものが販売されているかもしれません!?

レバーやハツなんかは普通に買える

レバーやハツといった内臓系はドイツのスーパーで手に入ります。ドイツ人も内臓系食べるんだな〜と驚いた記憶があります。

ドイツの方が安い食品はある?

じゃがいも、にんじん、玉ねぎなど、あとはフルーツ類もドイツの方が安いと思います。また、チーズ、加工肉(ハム、ソーセージ類)などもドイツの方が安いです。

ドイツの冷凍食品事情 -ドイツの冷凍食品って美味しいの?-

昔、ドイツの冷凍食品を食べたときにあまり美味しくなくて、というか冷凍食品、電子レンジ調理するお惣菜系が総じてあまり口に合わず・・・という経験から、あまり良い印象は持っていなかったのですが、最近、あるパスタ系の冷凍食品を食べる機会があったので恐る恐る食べてみたら、意外と?結構?美味しかったです。

とはいえ、日本の冷凍食品のレベルではないですが、それでもそこそこ美味しかったです。

おすすめの美味しい冷凍食品

このあたりの冷凍食品はハズレがない
  • 白身魚のフライ(小さいものから大きいものまであります)
  • シュニッツェル
  • フライドポテト
  • ピザ
  • パスタ系の商品
  • ケーキ
  • パン

揚げ物系は総じて美味しい

上に挙げた、白身魚のフライ、シュニッツェル(日本でいう「とんかつ」のような揚げ物)、フライドポテトは間違いなく美味しいので、ぜひお試しください。

しかも、油で揚げずにオーブンで焼いて調理してもOKなので、食後の後片付けも楽だし、油の匂いも気になりません。

我が家では、オーブンの代わりにこちら↓のエアフライヤーで調理しています。オーブンよりも早く調理できるので重宝しています。

調理バスケットが2つあるので、量をたくさん作りたい時や別々の料理を一度に調理したいときに便利です。

ドイツの『冷凍ピザ』はとっても美味しいのでおすすめ!

ドイツのスーパーで販売されている『冷凍ピザ』はとっても美味しいので、ぜひお試しください!

日本やアメリカのピザとは違い、生地が薄めでサクッとしていて、あっという間にパクパクッと食べられてしまうくらい軽めの食感です。

ピザもフォークとナイフで食べるドイツ人

ちなみに、ドイツ人はピザをフォークとナイフで食べます。少しピザが冷めてくると手で食べることもありますが、基本的にはフォーク&ナイフでいただきます。

ドイツ人は食事をシェアしない。ピザも1人1枚。

ドイツ人はあまり食事をシェアしません。ピザもシェアせずに、自分が注文したピザは自分で食べるスタイルが多いです。カップルや仲の良い友達だとまた状況が変わってきますが、基本的にはシェアせずに食べます。

ケーキやパンも美味しい

え?ケーキの冷凍食品?と思われた方も多いと思いますが、ドイツではいろいろな種類の冷凍ケーキや冷凍ドーナツが販売されています。食べ方は自然解凍または、オーブンで焼くと言う2通りがあります。(ドーナツは自然解凍のみ。)

色々試して、お好みのケーキを探してみるのも良いかもしれませんね!

冷凍パンは、自宅でオーブンで焼いて食べるタイプのもの。味と食感はパン屋さんで売られているものとほぼ同じです。ぜひお試しくださいね。

ドイツ現地のスーパーのクオリティが上がった

ドイツのスーパー、こんなところが良くなった
  • 品揃えが良くなった
  • 品質・味が良くなった

①品揃えが良くなった

10年前とは比べ物にならないくらい、ドイツ現地のスーパーの品揃えが良くなったように思います。野菜の種類が増えたり、お菓子、ベジタリアンやヴィーガン商品もたくさん増えました。そして、味もとても美味しいものが多いです!

ドイツ現地のスーパーでもアジア系の商品が販売されるようになった

いつの頃からかドイツ現地のスーパーでも、お醤油やペットボトルのお茶(おーいお茶)、キューピーのマヨネーズなど様々な日本の商品が販売されるようになりました。値段はやはり高いですが、買ってしまうことも多々あります。

ただし、注意が必要なものがあります。サラダやお惣菜売り場でよく見かけるアジア系、特に日本を意識した商品(お寿司、おにぎり、サラダ)。味や食感はイマイチな場合が多いので、個人的にあまりおすすめしません。

この商品を開発した担当者の舌は、日本食をこのように感じたのかな・・・?と思ったりもします。もしかすると、味と食感の感じ方は万国共通ではないのかもしれませんね。

スーパー各店の違いも楽しもう

また、スーパーマーケットによっても、例えば、温かいお惣菜が得意とかサラダ系の品揃えが良いとか、野菜の種類が豊富などといった違いもあるので、それぞれのスーパーを比べてみると面白いと思います。

②品質・味が良くなった

野菜・果物類

10年ほど前は、ドイツ現地スーパーで販売されている野菜が美味しくないなんてことも。特にトマトやきゅうりは味がしないものも多かった記憶があります。ここ数年は、トマトを例とすると、いろいろな種類のもの販売されるようになり美味しいものも増えました。他の野菜とフルーツ全般に言えますが、味と品質が結構良くなりました。

冷凍食品・電子レンジ調理食品

以前よりも、冷凍食品や電子レンジ調理食品のクオリティーが上がって、味も美味しくなったように思います。筆者の味覚が変わった可能性も否めませんが、味は確実に良くなったと思います!

以前は、匂いがちょっと変だったり、食感がちょっと、、そもそもが美味しくない、というような商品もあったりして怖かったのですが、最近は美味しくいただける商品が多い印象です。

アジア系スーパーマーケットについて

アジア系スーパーといえば、独特な香りに薄暗い店内・・みたいなイメージ、実際にそういうお店もありますし、ちょっとなんというか暗い雰囲気だったのですが、綺麗で店内が明るい大手のアジア系スーパーの支店が増えています。

また、10年前と比べて、アジア系のスーパーマーケットもだいぶ品揃えがよくなってきています。そして、韓国系の食材が以前にも増して増えたような気がします。

アジア系スーパーマーケットって高い?

日本の食材は総じて高い感じがします。他のアジアの国のものは、商品によっては手軽な値段だなと思うものも多くあります。

アジア系スーパーマーケットで買えるもの

大きめのアジア系スーパーで買えるものの一部

もっと色々あると思うのですが、今思いつく限りだと以下のような感じ。

アジア系スーパーで手に入るもの
  • 野菜類(もやし、オクラ、ねぎ、きのこ類など)
  • 豆腐
  • 納豆
  • かまぼこ
  • もずく
  • 冷凍餃子、唐揚げ
  • キムチ(韓国ブランド)
  • 魚介類
  • 冷凍そば・うどん
  • 大福(冷凍)
  • 日本のお菓子類

冷凍餃子に関しては、韓国ブランドも負けていないので、ぜひ一度試してみる価値ありです!また、冷凍唐揚げは韓国ブランドのものの方が美味しかったです。

まとめ:ドイツでは欲しい食材によってスーパーを使い分けよう

ドイツでは、欲しい食材別に行くスーパーを使い分けましょう。普段のフルーツや野菜、乳製品、加工肉製品はドイツのスーパーマーケットで買うとして、そのほかの商品は、トルコ系スーパーやアジア系スーパーで買う、というのをおすすめします。

以下の図には載せていないのですが、ドイツの有機食品スーパーマーケットチェーン『Alnatura』では、木綿、絹のお豆腐、椎茸も手に入ります。ぜひチェックしてみてくださいね。

さいごに

さて、今回はドイツの食品事情について紹介しました。食べたい食材を購入するだけなのに、ドイツ現地のスーパーからアジア系スーパーをハシゴすることも多々あり、毎回それには少し疲れてしまいますが、やっぱり日本の味を食べると元気が出ますよね。

最近はドイツ現地のスーパーで調達できる食材が増えたことで、アジア系スーパーに行かずとも美味しい食事を作ることも可能になってきたなと思います。

これからドイツへ来られる方や最近ドイツに引っ越してきたという方は、ぜひ今回の記事を参考にして頂けたら嬉しいです。

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